「二人の旅人が、佐波古(さはこ、現在の湯本町三函)の里を訪れると傷ついた丹頂鶴が降りてきて、湯気たちのぼる泉につかっていました。
かわいそうに思った二人が傷口を洗ってあげると鶴は元気に飛び立っていきました。
数日後、巻き物を持った高貴な美女が訪ねてきました。
巻き物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と記してあり、二人はさっそく、湯本温泉を開きました。」
「平安時代初期に活躍された法相宗の学僧・徳一上人が、湯の岳の頂上にあった三つの箱型石のそれぞれに、「戒(かい)」「定(じょう)」「慧(え)」と書き印した、あるいは戒・定・慧それぞれが入った三つの箱を頂上に納めたのがさはこの始まりという説」があります。
湯の岳もその昔は、「さはこ山」と言われていたそうです。
この山の形をどこかで目にしたことは、有りませんか?
実は、ハワイアンズのロゴマークの山は、湯の岳なんです。
ロゴの山の形は、「湯の岳」を、ある方向から見た際の形なんですよ。
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